- 子どもの虫刺され、腫れが強い・翌日ひどくなるときは
- このような症状はありませんか?
- 子どもの虫刺されが大きく腫れやすい理由
- 虫刺されの原因と見分け方の目安
- 虫に刺されたときの対処法
- 虫刺されの診断・治療
- 虫刺されを防ぐために
- 虫刺されで病院を受診する目安
- 虫刺されについてよくある質問
子どもの虫刺され、腫れが強い・翌日ひどくなるときは

子どもの虫刺されは、赤いぶつぶつやかゆみだけでなく、大きく腫れたり、水ぶくれができたりすることがあります。刺された直後は目立たず、翌日になって腫れが強くなる場合もあります。多くは自宅でのケアにより改善しますが、強いかゆみでかきこわすと、傷口から細菌が入り、とびひなどを起こすことがあります。
豊中市のはぐはぐキッズクリニックでは、小児科専門医が子どもの虫刺されを診療しています。腫れやかゆみが治まらない場合はお気軽にご相談ください。
このような症状は
ありませんか?
- 虫に刺された部分が赤く腫れている
- かゆみが強く、何度もかきむしっている
- 刺された翌日から腫れが大きくなった
- 硬いしこりや水ぶくれができている
- まぶたや手足が大きく腫れている
- 市販薬を使用しても改善しない
- ジュクジュクした傷や黄色いかさぶたができている
- 同じようなぶつぶつが繰り返し現れる
子どもの虫刺されが
大きく腫れやすい理由

虫刺されによる赤みやかゆみは、虫の唾液や毒などに対するアレルギー反応によって起こります。
子どもは虫に刺された経験が少なく、刺されてからしばらくたって反応が現れることがあります。そのため、「昨日は小さな赤みだけだったのに、朝になったら大きく腫れていた」ということも珍しくありません。
腫れの大きさだけで重症とは限りませんが、広がり方や全身の状態も確認する必要があります。
虫刺されの原因と
見分け方の目安
原因となる虫によって、症状の現れ方や刺されやすい場所が異なります。
蚊
赤い腫れやかゆみが現れます。子どもでは、翌日以降に腫れが強くなることがあります。
ダニ・ノミ
小さな赤いぶつぶつが複数現れることがあります。室内や就寝中に繰り返す場合は、寝具や室内環境の確認も必要です。
ブヨ(ブユ)・アブ
刺されたときに痛みを感じたり、時間がたってから強く腫れたりすることがあります。
毛虫
直接触れていなくても、飛散した毛により細かな赤いぶつぶつや強いかゆみが広がることがあります。
ハチ・ムカデ
刺された直後から強い痛みや腫れが現れます。全身のじんましんや呼吸症状を伴う場合は、緊急の対応が必要です。
ただし、皮膚の見た目だけで原因の虫を特定できないこともあります。虫を見つけた場合は、無理に捕まえず、写真を撮っておくと診察の参考になります。
虫に刺されたときの対処法

まずは患部を流水と石けんでやさしく洗い、冷たいタオルや保冷剤を布で包んで冷やします。爪を短く整え、できるだけかかないようにしましょう。
軽いかゆみであれば、子どもの年齢に合った市販のかゆみ止めを使用できる場合があります。ただし、赤ちゃんへの使用、顔や目の周り、広い範囲への使用は、薬剤師または医師に確認してください。ご家族に処方された薬を使用したり、腫れが強い状態で市販薬を使い続けたりすることは避けましょう。
マダニと思われる虫が皮膚に付着している場合は、無理に引き抜くと一部が皮膚内に残ることがあります。自宅で取り除こうとせず、医療機関へご相談ください。
虫刺されの診断・治療
診察では、皮膚の状態、症状が現れた時期、刺された可能性がある場所などを確認します。赤みや腫れが強い場合は、炎症を抑えるステロイド外用薬などを使用します。かゆみが強い場合には、抗ヒスタミン薬の飲み薬を処方することがあります。かきこわした部分に細菌感染が起きている場合は、状態に応じて抗菌薬による治療が必要です。
虫刺されを防ぐために

外出時は長袖・長ズボンなどで肌の露出を減らし、年齢に合った虫よけ剤を使用します。虫よけ剤は、対象年齢や使用回数を確認し、顔へ直接吹きかけないようにしてください。
室内で繰り返し刺される場合は、寝具やカーペット、ペットの周辺などを確認し、原因となる虫への対策も行いましょう。
虫刺されで病院を受診する目安
上記でご紹介した症状に当てはまる場合のほか、数日たっても改善しない、または悪化している場合は、小児科または皮膚科へご相談ください。
ジュクジュクした傷や黄色いかさぶたがほかの場所にも増えている場合は、とびひになっている可能性があります。
すぐに受診していただきたい症状
ハチなどに刺された後、息苦しさ、全身のじんましん、顔やのどの腫れ、繰り返す嘔吐、ぐったりするなどのアナフィラキシー症状が現れた場合は、速やかに救急車を要請してください。
虫刺されについてよくある質問
虫刺されは小児科と皮膚科のどちらを受診すればよいですか?
どちらでも診察を受けられます。発熱や体調不良など皮膚以外の症状もある場合や、受診先に迷う場合は、小児科へご相談ください。
虫刺されが翌日になって腫れてきました。大丈夫ですか?
子どもでは、刺されてから数時間後や翌日に赤み・腫れが強くなることがあります。元気があり、腫れが刺された周囲に限られていれば、冷やしながら経過をみます。
ただし、腫れが広がり続ける場合や、痛み・熱感が強い場合は受診してください。
虫刺されの跡だけで、ダニやノミを見分けられますか?
刺された場所や発疹の並び方から推測できる場合はありますが、見た目だけでの特定は困難です。いつ、どこで症状に気づいたか、家族にも同じ症状があるかなどが判断の手がかりになります。
虫刺されのあとは残りますか?
かきこわすと炎症が長引き、一時的に茶色いあとが残ることがあります。多くは徐々に薄くなりますが、あとを防ぐためにも、早めにかゆみを抑えてかきこわさないことが重要です。
