- 豊中市で1型糖尿病の診療をご希望の方へ
- 1型糖尿病治療(ともみの糖尿病専科)の特徴
- 1型糖尿病とは?
- このような症状はありませんか?
- 1型糖尿病の原因
- 1型糖尿病の検査
- 1型糖尿病の治療
- クリニック外での活動
- 臨床研究へのご協力のお願い
- 1型糖尿病についてよくある質問
豊中市で1型糖尿病の診療を
ご希望の方へ

「子どもが急にたくさん水を飲むようになった」「体重が減ってきた」「学校健診で異常を指摘された」など、お子さまの体調の変化から1型糖尿病が見つかることがあります。
1型糖尿病は、インスリンというホルモンがほとんど分泌されなくなる病気です。発症すると、生涯にわたってインスリン治療が必要になりますが、適切な治療を続けることで学校生活や運動、旅行なども含め、これまでどおりの生活を送ることができます。
豊中市のはぐはぐキッズクリニックでは、お子さまとご家族が安心して治療を続けられるよう、一人ひとりに合わせた診療とサポートを行っています。
1型糖尿病治療
(ともみの糖尿病専科)の特徴
1型糖尿病の専門的な診療に対応しています
当院では、1型糖尿病の患者さまを数多く診療しており、診断からインスリン治療、長期的な血糖管理まで一貫してサポートしています。
病気を治療するだけではなく、お子さまやご家族が安心して日常生活を送れるよう、一人ひとりに合わせた診療を大切にしています。
インスリン療法を丁寧にサポートします
インスリン注射やインスリンポンプ療法、持続血糖測定(CGM)など、それぞれの患者さまに適した治療をご提案します。
治療を始めたばかりの方にも、使用方法や血糖管理について分かりやすくご説明いたします。
学校生活や日常生活までサポートします
1型糖尿病では、血糖管理だけでなく、学校生活や部活動、運動、旅行など日常生活との両立も重要です。
当院では、お子さまの成長に合わせて、ご本人・ご家族と一緒に治療方法を考えながら継続的にサポートしています。
大学病院などと連携し診療を行っています
当院は、大阪公立大学附属病院小児科をはじめとする医療機関と連携し、1型糖尿病診療の向上を目的とした臨床研究にも協力しています。
※研究への参加は患者さま・保護者の方の意思を尊重しており、参加を希望されない場合でも通常どおり診療を受けていただけます。
1型糖尿病とは?
1型糖尿病は、血糖値を下げる働きがあるインスリンというホルモンを十分につくることができなくなる病気です。インスリンは膵臓のβ細胞でつくられ、血液中のブドウ糖を細胞へ取り込み、体のエネルギーとして利用するために欠かせないホルモンです。
1型糖尿病では、このβ細胞が何らかの原因で壊されるため、インスリンがほとんど分泌されなくなります。その結果、血糖値が高い状態となり、インスリン治療が必要になります。
小児から若い世代に多くみられますが、大人になってから発症することもあります。国内での発症頻度は年間10万人に1〜2人程度とされ、欧米では10万人に20人程度、フィンランドでは35人程度と、日本を含むアジアに比べて頻度が高いことが知られています。
このような症状は
ありませんか?
1型糖尿病は、数週間程度で急激に症状が現れることが多い病気です。代表的な症状には次のようなものがあります。
- 水分をたくさん飲むようになった
- 尿の量や回数が増えた
- 夜間のおねしょが始まった、または増えた
- 食欲があるのに体重が減る
- 疲れやすく元気がない
- 集中力が低下する
- 吐き気や腹痛がある
症状が進行すると、糖尿病ケトアシドーシスという重い状態になり、意識障害を起こすことがあります。そのため、早めの受診が大切です。
1型糖尿病の原因
1型糖尿病の原因は、現在でも完全には解明されていません。最も有力と考えられているのは、エンテロウイルスやコクサッキーウイルスなど、子どもがよくかかるありふれたかぜのウイルスへの感染をきっかけに、本来は体を守るはずの免疫が誤って膵臓のβ細胞を攻撃してしまう「自己免疫」が関係しているという説です。その結果、インスリンを分泌する細胞が徐々に壊され、インスリンがほとんど分泌されなくなります。
ウイルス感染が引き金になるとはいえ、そのウイルスに感染した人の大多数は1型糖尿病を発症しません。また、原因に関与したウイルス自体は体からすぐに消えてしまうため、1型糖尿病は人から人へうつる病気ではありません。食べ過ぎや甘いものの摂り過ぎが原因で発症する病気でもありません。
1型糖尿病の検査
1型糖尿病が疑われる場合は、症状や診察に加え、血液検査や尿検査などを行い診断します。
主な検査は次のとおりです。
- 血糖値
- HbA1c(過去1〜2か月の血糖状態)
- 尿糖・尿ケトン
- 血液中のケトン体
- 必要に応じて自己抗体検査
また、発症時には糖尿病ケトアシドーシスを合併していないかについても確認します。
1型糖尿病の治療
1型糖尿病は、体内で十分なインスリンを作ることができないため、インスリン療法が基本となります。
お子さまのご希望やご家族の状況をお聞きし、治療では血糖値を良好に保ちながら、最適な治療法を選択します。また、部活動への取り組みやライフステージの変化によって、お子さまが普段どおりの生活を送れるよう、適宜治療を変更しサポートしていきます。
インスリン注射
ペン型の注射器を使用し、不足しているインスリンを補います。お子さまや保護者の方でも安全に使用できるよう、使い方や注射方法について丁寧にご説明します。
インスリンポンプ療法(CSII療法)
小型のポンプを装着し、24時間持続してインスリンを補充する治療です。より細かな血糖コントロールが可能となり、お子さまの生活スタイルに合わせた治療を行いやすくなります。
AID療法
インスリンポンプと皮下に装着した持続血糖測定センサーが連動して、インスリンが調整されて投与される治療です。食事の際の追加インスリンはご本人の操作ボタンで投与されますが、基礎インスリンや高血糖時の補正インスリンは、ポンプに携わるアルゴリズムよって自動的に投与されます。
自己血糖測定(SMBG)・持続血糖測定(CGM)
血糖値を確認しながら治療を調整することも重要です。自己血糖測定では、専用の補助具を使用して指先から血液を出して血糖値を測定します。ゴマ粒大程度のごく少量の血液(約0.3ml)で測定できます。また、持続血糖測定器(CGM)では、皮下にセンサーを装着することで、日中だけでなく夜間を含めた血糖変動を把握しやすくなっています。
日常生活で大切なこと
1型糖尿病では、インスリン治療だけではなく、日常生活の管理も大切です。
当院では、お子さまの年齢や生活スタイルに合わせながら、ご家族と一緒に治療を進めていきます。主に次のような内容についてサポートしています。
- 血糖測定の方法
- インスリンの自己注射
- 食事の考え方
- 学校生活や部活動での注意点
- 運動時の血糖管理
- シックデイ(体調不良時)の対応
お子さまだけでなく、ご家族が安心して治療を続けられるよう支援いたします。
クリニック外での活動
医療法人はぐくみ会(はぐはぐキッズクリニック・あべのメディカルクリニック・D Medical Clinic)では、糖尿病とともに歩むための活動・教育にも力を入れています。
小児糖尿病の診療では、治療だけでなく、子どもたちが成長しながら学校生活や日常生活を安心して送れることが大切です。
当院は、診察室の中だけでなく、子どもたちやご家族が糖尿病と向き合いながら、一緒に学び、支えていくため、院外での活動にも積極的に参加・開催しています。
患者会や糖尿病キャンプ、学校教員への説明会・講演、インスリン・カーボカウントセミナー(東京・大阪)などを通じて、患者さんやご家族、医療関係者、学校関係者とともに子どもを取り巻く様々な方へ糖尿病への理解を深める活動を行い、子どもたちが学校生活や日常生活を安心して楽しめる環境づくりを目指しています。
臨床研究へのご協力のお願い
日本は世界の中で1型糖尿病の発症率が特に低いため、患者像、インスリン治療法、インスリン量、合併症進展の有無などのデータを収集しにくい状況にあります。
医療法人はぐくみ会(はぐはぐキッズクリニック・あべのメディカルクリニック・D Medical Clinic Osaka)は、1型糖尿病の患者様が多く通院しています。大阪公立大学附属病院小児科と共に、日本で小児1型糖尿病を重点的に治療している医療施設が集まっているインスリン研究会にて、中心的な役割を果たし、経時的な患者さんの治療データを集積する研究に協力しています。
研究の趣旨をご理解いただき、研究へのご協力を賜りますようお願いいたします。また、研究への参加を希望されない場合には院長にその旨をお伝えください。ご協力よろしくお願いいたします。
1型糖尿病について
よくある質問
インスリン注射は自分でできますか?
お子さまの年齢に応じて、保護者の方と一緒に手技を覚えていきます。学校や外出先での注射・血糖測定についても、無理のない方法を一緒に考えます。
低血糖が心配です。日常生活で気をつけることはありますか?
症状の現れ方や対処法(ブドウ糖の摂取など)を具体的にご説明します。園や学校にも対応方法を共有できるよう、書面などでサポートします。
通院はどれくらいの頻度が必要ですか?
血糖コントロールの状態やお子さまの年齢によって異なりますが、定期的な受診でインスリン量の調整や合併症のチェックを行います。詳しい頻度は診察時にご案内しますが、通常は1か月に1回です。
学校にはどう伝えればよいですか?
給食や運動、低血糖時の対応など、学校生活での配慮が必要になる場面があります。学校の先生と直接面談させていただいたり、学校提出用の書類作成にも対応していますので、診察時にご相談ください。
