- 突然広がる子どもの発疹、じんましんかもしれません
- このような症状はありませんか?
- じんましんの症状と見分け方
- 子どものじんましんの原因
- じんましんが出たときの対応と受診目安
- じんましんの診断・治療
- 子どものじんましんは、症状が消えてもご相談いただけます
- じんましんについてよくある質問
突然広がる子どもの発疹、じんましんかもしれません

子どもの皮膚に、蚊に刺されたような赤い盛り上がりが突然現れ、短時間で広がったり、別の場所へ移ったりする場合は、じんましんの可能性があります。
じんましんが出ると「食べ物のアレルギーでは?」と心配になるかもしれませんが、子どもでは風邪などの感染症に伴って現れることもあり、原因を特定できない場合も少なくありません。
豊中市のはぐはぐキッズクリニックでは、小児科専門医が子どものじんましんを診療しています。症状が出た場合や繰り返している場合は、お気軽にご相談ください。
このような症状は
ありませんか?
- 蚊に刺されたような赤い盛り上がりがある
- 発疹が短時間で広がった
- 強いかゆみがある
- 発疹が消えた後、別の場所に現れる
- 夕方や夜になると繰り返し出る
- まぶたや唇が腫れている
- 風邪をひいた後に発疹が出た
- 特定の食べ物を口にした後、毎回同じ症状が現れる
じんましんの症状と見分け方
じんましんでは、「膨疹(ぼうしん)」と呼ばれる境界のはっきりした赤い盛り上がりが現れます。形や大きさはさまざまで、つながって広い範囲に及ぶこともあります。一つひとつの膨疹は通常、数十分から数時間ほどで消え、長くても24時間以内にはあとを残さず消えることが特徴です。ただし、別の場所に新しい膨疹が現れるため、じんましん全体としては何日か続くことがあります。
湿疹や虫刺されでは同じ場所の発疹が数日間残ることがありますが、じんましんは短時間で消えたり、場所が移ったりします。同じ発疹が24時間以上残る、紫色のあとになる、水ぶくれや皮むけがある場合は、じんましん以外の病気も考えられるため受診してください。
子どものじんましんの原因
じんましんは、皮膚の中でヒスタミンなどの物質が放出され、血管から水分が漏れ出すことで起こります。子どもでは、次のようなことがきっかけになる場合があります。
- 風邪などのウイルス・細菌感染
- 食べ物
- 薬
- 運動や発汗
- 入浴などによる体温の上昇
- 寒さや日光
- 皮膚への圧迫や摩擦
実際には、原因がはっきりしないじんましんも多くみられます。じんましんが出たという理由だけで、直前に食べたものをすべて除去する必要はありません。特定の食べ物を口にした後、短時間で毎回同じ症状が出る場合は、食物アレルギーが疑われます。自己判断で除去を続けず、医師へご相談ください。
じんましんが出たときの
対応と受診目安

皮膚症状だけで元気がある場合は、患部を冷たいタオルなどで冷やしながら様子をみます。体が温まるとかゆみが強くなることがあるため、熱いお風呂や激しい運動は控え、皮膚を強くこすらないようにしましょう。診察までに発疹が消えてしまうこともあるため、症状が出ているときの写真を撮っておくと診断の参考になります。
上記でご紹介した症状に当てはまる場合のほか、次のような場合は、小児科または皮膚科を受診してください。
- じんましんが広い範囲に出ている
- かゆみが強く、眠れない
- 何日も繰り返している
- 発熱など皮膚以外の症状がある
- 同じ発疹が24時間以上消えない
じんましんに加えて、息苦しさ、のどの違和感、繰り返す嘔吐、ぐったりするなどのアナフィラキシー症状が現れた場合は、速やかに救急車を要請してください。
じんましんの診断・治療
診察では、発疹の形や現れ方、症状が続いている期間、発症前に食べたもの、使用した薬、発熱や風邪症状の有無などを確認します。治療の中心は、かゆみや膨疹を引き起こすヒスタミンの働きを抑える抗ヒスタミン薬の飲み薬です。じんましんは皮膚表面だけの炎症ではないため、一般的な塗り薬では十分な効果が得られない場合があります。
すべてのじんましんでアレルギー検査が必要になるわけではありません。症状の経過や特定の食べ物との関係などから必要性を判断します。
じんましんを6週間以上繰り返す場合は、慢性じんましんに分類されます。症状が消えたからと自己判断で薬を中止せず、医師の指示に沿って治療を続けましょう。
子どものじんましんは、症状が消えてもご相談いただけます

じんましんは、受診する頃には症状が消えていることも少なくありません。「もう治ったから大丈夫」と思わず、繰り返している場合や原因が気になる場合はご相談ください。
じんましんについて
よくある質問
じんましんが出た食べ物は、今後食べさせない方がよいですか?
食物アレルギーが原因とは限らないため、自己判断で長期間除去することは避けてください。特定の食べ物を口にした後、短時間で繰り返し症状が現れる場合は、その食べ物を一旦控えて受診してください。
じんましんが出ているときに、お風呂へ入ってもよいですか?
元気があり、皮膚症状だけであれば入浴できます。ただし、熱いお湯や長時間の入浴は、かゆみや赤みを強くすることがあります。ぬるめのお湯で短時間にとどめ、身体を強くこすらないようにしてください。
じんましんは、一度出ると繰り返しやすくなりますか?
一度じんましんが出たからといって、必ず繰り返すとは限りません。風邪や一時的な体調変化に伴うじんましんは、その後みられなくなることもあります。一方で、原因がはっきりしないまま繰り返す場合もあるため、出る頻度や続いている期間を記録し、受診時にお伝えください。
