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子どもの成長曲線をつけよう

成長曲線とは?

成長曲線とは?

成長曲線とは、お子さまの身長や体重が年齢とともにどのように成長しているかを確認するためのグラフです。低身長などの成長障害に早く気づき、その原因を知るためにも大切なツールです。
現在の身長だけでは、お子さまの成長が順調かどうかを判断することはできません。過去から現在までの成長の経過を記録することで、身長や体重の伸び方を確認できます。
乳幼児健診や学校健診などで測定した身長・体重を記録していくことで、お子さまの成長の変化に気付きやすくなります。

成長曲線に記録した後は、次のようなパターンを目安に確認してみましょう。

問題がない場合

グラフ①のパターン

+2SDと-2SDの間で平均の線に沿って伸びていれば安心です。

受診が必要な場合(早めにご相談ください)

グラフ②のパターン

平均身長を大きく下回り-2SD以下の場合。

グラフ③のパターン

+2SDと-2SDの範囲にあっても徐々に伸びが悪くなっている場合。

グラフ④のパターン

ぐんぐん伸びていたのに急に横ばいになるなど明らかに標準とは違う伸び方をしている場合。特に注意が必要なため精密検査をおすすめします。

成長曲線ダウンロード

成長曲線はJCRファーマ株式会社、ノボノルディスクファーマ株式会社、ファイザー株式会社のサイトからダウンロードできます。
また、当院でもお渡しすることができます。

成長曲線をつけるメリット

成長曲線をつけることで、お子さまの成長を客観的に確認できます。
例えば、次のような変化に気付きやすくなります。

成長曲線をつけるメリット
  • 身長が順調に伸びているか
  • 身長の伸び方が以前よりゆるやかになっていないか
  • 体重の増え方に変化がないか
  • 同年代のお子さまと比べて大きく外れていないか
  • 健診結果の変化を継続して確認できる

見た目では分かりにくい成長の変化も、成長曲線をつけることで把握しやすくなります。

成長曲線のつけ方

成長曲線は、母子健康手帳や学校健診の結果などをもとに記録できます。記録する際は、測定した年齢の位置に身長や体重を記入し、それぞれの点を線で結んでいきます。一度だけ記録するのではなく、継続して記録することが大切です。

成長曲線を見るときのポイント

成長曲線では、「今の身長」だけでなく、「これまでどのように成長してきたか」を確認します。次のような変化がみられる場合は、一度ご相談ください。

  • 以前より身長の伸び方がゆるやかになった
  • ぐんぐん伸びていたのに急に横ばいになるなど、明らかに標準と違う伸び方をしている
  • 身長だけでなく体重の増え方にも変化がある
  • 健診で詳しい検査を勧められた

一方で、成長曲線の下の方に位置していても、一定のペースで伸びている場合は、体質による小柄であることもあります。

成長曲線だけでは
分からないこともあります

成長曲線だけでは分からないこともあります成長曲線は、お子さまの成長を確認するうえで大切な指標ですが、それだけで低身長の原因を判断することはできません。成長曲線に加えて、出生時の状況やご家族の身長、生活習慣、必要に応じた検査結果などを総合的に確認することで、お子さまに合った評価を行います。
成長曲線が気になる場合や、見方が分からない場合も、お気軽にご相談ください。

よくある質問

成長曲線はいつからつければよいですか?

乳幼児健診で測定した頃から記録を始めるのがおすすめです。早い時期から継続して記録することで、成長の変化を確認しやすくなります。

母子健康手帳だけでも確認できますか?

はい。母子健康手帳には成長曲線が掲載されており、健診時の身長・体重を記録できます。学校健診の結果もあわせて記録すると、より成長の経過が分かりやすくなります。

成長曲線が平均より下でも問題ありませんか?

平均より下に位置していても、一定のペースで成長している場合は問題ないこともあります。一方で、急に伸び方が変化した場合は、詳しい確認が必要になることがあります。

成長曲線の見方が分からない場合は相談できますか?

もちろんです。記録した成長曲線をもとに、お子さまの成長の様子を確認し、必要に応じて検査や経過観察についてご説明します。